まずは配線を用意しましょう。
今回の手順に使った配線は、内部銅線径が1.25sqのダブルコード(赤黒)です。
※ダブルコードや各種配線は、ホームセンターでメータ売りで買うことが出来ます。
こちらの方がお得な場合が多いので、車コーナーだけを見ずに、配線コーナーを見てみる事をオススメします♪
まずはこの赤黒ダブルコードを2本に分割してあげる必要があります。
中央にニッパなどで切込みを入れて、割いても良いですし、手でも割くことができます。
メスギボシに使うスリーブが余裕を持って入るくらい割いておくとよいでしょう。
以下の写真はちょっと割きが足りませんが、ご了承を。
続いて、割いた配線に対して電工ペンチで工作します。
例ではダブルコードの赤を対象に説明します。
まず、内部の銅線径が1.25sqなので、電工ペンチの1.25と書かれたワイヤーストリッパー部分に合わせて被覆を剥いてあげます。
写真の電工ペンチですと、5.5sq~0.75sqまでの内部銅線径を持ったケーブルの被覆を剥くことができます。
もっと内部銅線径が細いケーブルを使う場合は、細線用の工具も売っていますので、そちらを用いて剥くことが可能です。
※エーモンさんの細線用電工ペンチ
http://www.amon.co.jp/products2/detail.php?product_code=1431
では早速、被覆を剥いてあげましょう。
上の写真のように、内部銅線径に合わせた位置へ配線をはさみます。
ギボシを取り付ける事を考えると、だいたい2cm程度の部分を挟み込むと良いでしょう。
裏はこんな感じです。
では、被覆が切れる音がするまでぐっと力を入れてみましょう!
上の写真のように、力を入れてあげると、綺麗に電工ペンチの歯がピッタリとします。
その後は以下の写真のように配線を持ち、電工ペンチを配線の先端側へずらします。
ちょっと力を入れると、被覆だけがカットされて剥けます。
真上からみるとこんな感じになっていると思います。
あとは被覆を取ってあげれば、被覆を剥く作業が終わります。
綺麗に中の銅線だけが残って、被覆だけが剥かれた状態になりました。
ギボシをかしめる場合は、この銅線がバラバラの状態では都合が悪いので、指でひねって一本になるようにしましょう。
これで銅線の準備は整いました!
いかがだったでしょうか?
道具の使い方が分かってくれば、簡単に使う事が出来ると思います。
是非、自分でチャレンジしてみて下さい♪